プラチナバンドとは・・・

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プラチナバンドとは・・・

 

■プラチナバンドとは・・・

プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯にある電波の総称のことを指し、主に携帯電話やテレビ放送の中継などに利用されています。道路交通関連の無線通信やラジオマイクといった通信にも利用されており、重宝されていることから、周波数帯を意味する”band”に希少性の高い”platinum”を組み合わせた言葉となり、時折”ゴールデンバンド”と呼ばれることもあります。

 

■そもそも周波数帯とは・・・

スマートフォンは電波を使ってインターネットや電話のデータ通信をしています。その電波は様々な周波数帯(バンド)に分割されており、各キャリアが特定の周波数帯を国(総務省)から割り当てられ、その周波数帯で通信ができる設備を整備しています。そして、スマートフォンごとにも受信できる周波数帯が決まっています。

そのため、キャリアごとに使える周波数帯は異なり、その周波数帯に対応したスマートフォンでなければデータ通信ができないのです。

日本国内の通信キャリアが対応しているバンドは下記の通りとなります。

 

通信キャリア NTT docomo au SoftBank 楽天モバイル
Band1【2.0-2.1GHz】
Band3【1.7-1.8GHz】
Band8【900MHz】
Band11【1.5GHz】
Band18【800MHz】
Band19【800MHz】
Band21【1.5GHz】
Band26【800MHz】
Band28【700MHz】
Band41【2.5GHz】
Band42【3.5GHz】

 

■プラチナバンドのメリット

・到達距離が長い

1KMHzを超える無線通信用周波数に比べて、周波数(電波の波の巾)が、小さいので、空気中の水分や浮遊物による電波の減衰(弱くなること)が少なく、1KMHz以上の周波数に比べて到達距離が長いのが特徴です。

 

・建物など障害物の影響を受けにくい

電波には、障害物の後ろ側に回りこもうとする回折という特徴があります。この回折にも、電波の周波数(幅)が短い方がよく、プラチナバンドと呼ばれる700MHzから900MHzの周波数は、1KMHzを超える携帯電話の電波に比べ、建物や障害物の影響を受けにくいという特徴があります。

 

■プラチナバンドのデメリット

・通信速度は他周波数帯に比べると遅い

一般的に周波数が高いと送信できるデータが多くなり、通信速度は速くなりますが、プラチナバンドは700~900MHzと低い周波数帯となる為、通信速度は他周波数帯に比べると遅いです。しかしながら、周波数帯が高くなればなるほど、直進する性質が強くなり、回り込む性質が弱くなります。要するにプラチナバンドは、非プラチナバンドのデメリットを補う役割を果たし、屋内や山間部でも高い周波数帯と組み合わせて利用することで、快適な通信を利用することができるのです。

 

いかがだったでしょうか。

この機会にぜひ、”プラチナバンド”に着目していただき、みなさんのスマホ・タブレット選びの一つの参考にしていただけますと幸いです。


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