LTEと4Gの違いとは?いまさら聞きづらい質問をご説明します!

利用シーン別

―ビジネスにどう活かす?通信技術をわかりやすく解説 ―

私たちが日常的に使っているスマートフォン。その通信表示に「LTE」や「4G」と出ることがありますが、「この2つって何が違うの?」と思ったことはありませんか?

この記事では、LTEと4Gの違いをシンプルに解説しつつ、法人利用においてどのように選ぶべきか・どう活用できるかもご紹介します。

 

▶ LTEと4Gはどう違うの?

結論から言えば、LTEは“ほぼ4G”といえる通信技術です。ただし、厳密には違いがあります。

● LTE(Long Term Evolution)とは

3G通信の後継として登場した技術で、**4Gに移行する過程の「進化版3.9G」**とも言われます。通信速度は最大で100Mbpsほど(理論値)で、3Gより格段に速くなっています。

● 4Gとは

ITU(国際電気通信連合)が定めた、“本物の4G”の基準を満たした通信規格です。通信速度は最大で1Gbps以上(理論値)と非常に高速で、動画配信やオンラインゲームなどもストレスなく行えます。

 

▶「4G LTE」ってどういう意味?

通信会社の表示にある「4G LTE」という言葉は、実際には“LTEが4Gに限りなく近づいた状態”を示しています。技術的には4Gの一部とみなされ、ユーザー側から見た違いはそこまで大きくありません。

とはいえ、細かな性能差やエリアの違いがあるため、用途によっては注意が必要です。

 

▶ 法人利用におけるLTEと4Gの選び方

企業の通信環境においても、LTEと4Gの選定は業務効率に直結します。ここでは、法人利用の視点で見たそれぞれの特徴と活用シーンをご紹介します。

 

✅ 安定性・速度重視なら4G

  • クラウドサービスやVPN接続を多用する部署では、通信の安定性が業務効率に直結します。

  • 例えば、リモート会議やオンラインセミナー、ファイル共有を頻繁に行うチームには4G回線が最適です。

 

✅ コスト重視&広域カバーならLTE

  • 営業やフィールドワーク向けには、LTE回線を利用したモバイルルーターやSIMが有効。

  • 地方や山間部でも対応エリアが広く、費用も抑えられるため、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

 

✅ ハイブリッド運用もおすすめ

業務内容や地域によって最適な通信環境は異なります。たとえば、

  • 事務所は4G回線で高品質なネットワークを構築

  • 現場スタッフにはLTE対応端末を配布

 

といったように、用途に応じて使い分けるハイブリッド運用も現実的です。

 

▶ 実際の活用事例

実際の活用事例は、以下のような利用がされています。

業種 活用方法
小売業 店舗のPOSや防犯カメラを4G回線で安定運用。固定回線不要で開店コスト削減。
建設業 現場にLTEルーターを設置し、図面共有や日報のリアルタイム送信を実現。
医療・介護 訪問スタッフのタブレットにLTE SIMを搭載し、オンライン記録を即入力。
IT企業 リモート社員向けに4G対応のWi-Fiルーターを支給、在宅勤務を快適に。

 

▶ まとめ:業務の種類に応じた最適な選択を

LTEと4Gはどちらも優れた通信技術ですが、それぞれに得意分野があります。
「とにかく速さと安定性が欲しい」なら4G、「広いエリアとコスパ重視」ならLTE。

ビジネスシーンでは、業務内容や使用場所に応じて賢く選択することが重要です。


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